温暖化が進む中で実践したいエコ生活

着地点が見つからないエコの温暖化問題

温暖化は人類に差し迫っている大きな危機と言っても過言ではありません。私は最近頻繁に発生する異常気象は温暖化が原因である、と言われています。
また、温暖化により海水面が上昇します。
そのことにより沈んでしまった島もある、ということをニュースでみたことがあります。
これほどの大きな影響を与えている問題でありながら、根本的な解決策が見出されていないのが現状です。

その背景には各国間の対立があります。
それは大まかに分けると先進国と発展途上国の対立です。

先進国とは日本やヨーロッパ諸国のことであり、発展途上国は中国やインドが代表的です。

先進国の論理は「これからは環境の時代であるから温暖化の主な原因である二酸化炭素の排出を削減していこう」というものです。

一方の途上国の論理は「これから経済的に発展していくためには二酸化炭素の排出の削減を受け入れることは出来ない」という正反対のものです。

このように各国の思惑が絡み合い、温暖化問題は国際的な会議にて一応は議定書の締結が結ばれたにも関わらず、実際は放置されたままです。

発展途上国の論理にも一理ある、と私は考えています。
日本だって先進国と呼ばれる前には飛躍的な経済成長を遂げました。
その過程には多くの環境問題を引き起こしています。
四大公害問題などが代表例でしょう。他の先進国も経済成長の過程で環境問題を引き起こしていることが多く考えられます。
そのことを置き去りにして発展途上国に二酸化炭素の排出削減を押し付けるのはエコではなくエゴだと思います。
解決にはまだまだ時間がかかりそうです。

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